コーヒーカップなら輪島塗。手放せなくなる3つの魅力

「全日本人味噌汁椀輪島塗化計画」ブログでは、輪島塗の食器をもっと普段の食卓で使ってほしいと願い、とくに味噌汁椀こそが輪島塗の魅力が一番伝わると考えている田谷漆器店10代目・田谷昂大が、輪島塗の良さや使い方、味噌汁椀をはじめとするお勧めのアイテムなどをご紹介していきます。


みなさんは「輪島塗」の器と聞いて、何を思い浮かべますか?

漆器というとお椀や箸、お盆、重箱などが一般的かと思いますが、今回ご紹介したいのは輪島塗の「コーヒーカップ」です。

洋食器であるコーヒーカップを、いつ・どこで・誰が製品化したかは定かではありませんが、輪島塗の長い歴史においてはニューフェイス。
しかしながら、現代のライフスタイルにマッチする点や輪島塗の特長が高く評価され、さまざまな形・デザインのコーヒーカップが登場しています。

そこで今回は、輪島塗のコーヒーカップをオススメしたい3つの魅力についてご紹介します。

目次

1.輪島塗のコーヒーカップは扱いやすくて丈夫

2.天然木、漆、珪藻土。ひとに優しい自然素材

3.朱・黒・曙(あけぼの)。輪島塗の多彩な技法を堪能

 

1.輪島塗のコーヒーカップは扱いやすくて丈夫

輪島塗というと、「ハレの日に使う特別な器」というイメージをお持ちの方もおられるかもしれません。確かにそうした漆器もありますが、実は日常づかいでこそ本領を発揮する器です。

実際に使った方がまず驚かれるのが、その扱いやすさ。輪島塗のコーヒーカップは驚くほど軽くて持ちやすいので毎日ストレスなく使用でき、握力の弱くなったご高齢の方、入院中の方などにも喜ばれています。

また、堅牢(けんろう)なつくりも輪島塗ならでは。「本堅地塗(ほんかたじぬり)」と呼ばれる輪島塗伝統の技法で木地固め(きじがため)、布着せ(ぬのきせ)、下地、中塗り(なかぬり)、上塗り(うわぬり)などの膨大な手間ひまをかけて、丈夫な器を完成させています。
ですから床に落としてしまったり、多少手荒く扱ったりしても、容易に割れたりヒビが入ったりしません。

使ったあとのお手入れも簡単で、通常の食器と同じように洗剤とスポンジで洗い、タオルなどで水滴を拭き取ってあげればOKです。
漆器は乾燥が苦手なので食器洗浄機や電子レンジの使用は避け、毎日使ってあげることが何よりのメンテナンスとなります。

さらにもう一つ、輪島塗のコーヒーカップの最も大きな価値といえば、修理しながら長く使えること。
漆の塗り直しはもちろん、割れ・欠けなども修復可能ですから、一生モノどころか子や孫、そのまた次の世代へと、時代を超えて一つのカップを受け継ぐことができるのです。

■Point
洗剤とスポンジでお手入れラクラク。子や孫へと受け継ぐ器

 

2.天然木、漆、珪藻土。ひとに優しい自然素材

輪島塗のコーヒーカップのおもな原料といえば、天然木、漆、珪藻土、布。人にも環境にも優しい自然素材から出来ています。

「漆はかぶれるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、それは生(なま)の漆を扱う場合に起こりうるケース。私たちが手にする漆器は、商品として完成するまでにしっかり乾燥させてありますから、そうした心配はありません。

漆には防腐・防虫・抗菌という優れた効果があり、お年寄りからお子さんまで安心してお使いいただけますし、カップを持つ手や唇をあてたときに伝わるなめらかな感触は、自然素材で出来た漆器ならでは。

ちなみに、漆器の漆は商品として完成したあとも生き続けることから「育てる器」といわれます。使うたびに水分や油脂を美容液のように吸い取り、光沢を増していく。使えば使うほど経年変化していく過程も、また楽しみです。

■Point
使うほど経年変化を楽しめる「育てる器」

 

3.朱・黒・曙(あけぼの)。輪島塗の多彩な技法を堪能

輪島塗のなかでも手の届きやすい価格帯で使用頻度が高く、末永く愛用できるコーヒーカップは、贈り物にもぴったりです。

たとえば還暦祝いであれば、鮮やかな朱(しゅ)の漆器に、蒔絵(まきえ)や沈金(ちんきん)といった輪島塗らしい加飾を施したコーヒーカップを。

あるいは、黒と朱色がグラデーションを織りなす「曙塗り(あけぼのぬり)」は「根来塗り(ねごろぬり)」とも呼ばれ、輪島塗の伝統的な配色でありながらモダンです。
輪島塗らしい華やかなコーヒーカップに、ますますの長寿を願う気持ちを添えて。

また、意外なセレクトとしては、輪島塗のスプーンとソーサーがセットになったコーヒーカップ。離乳食期のお子さんへのプレゼントにおすすめです。

輪島塗のつるんとした歯ざわりは小さなお子さんに喜ばれますし、持ち手付きで軽くて丈夫なので、離乳食を食べさせるママやパパにとっても使い勝手抜群。
お子さんが成長した後は、愛着あるコーヒーカップとして使い続けることが出来ますから、じつにコストパフォーマンスの高いギフトといえます。

ちなみに私が自分用に選ぶなら、取っ手のないフリーカップです。

もともと輪島塗は熱を通しにくいので、熱々のコーヒーが入ったカップをじかに持っても人肌ほどの温かさですし、キンキンに冷やしたアイスコーヒーでも水滴がつかず飲みごろをキープしてくれます。
さらにはビールやハイボール、スープを注いだりアイスクリームを盛り付けたりと、さまざまな用途に幅広く使えますからお買い得!?

■Point
アイデア次第でコーヒーカップ以外の使い道も

 

ほっとひと息つきたいとき。なめらかなタッチに癒され、コーヒーの味わいもまろやかに変えてくれる、輪島塗のコーヒーカップ。自分へ、大切な人へ。贅沢なコーヒータイムをプレゼントしませんか?
 

輪島塗 フリーカップ「木々」


【田谷漆器店 10代目・田谷昂大】

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