能登半島の子供達と共に
地震直後から、輪島の外の方々から沢山のご支援をいただきました。
その皆様のご支援もあり、ようやく観光拠点のWAJIMANURI VILLAGEの整備も整ってまいりました。
ビレッジ内では工場も先月から再開しています。
当初の計画よりだいぶ遅くなりましたが、ようやくここまで来れたと、一段落です。
まだ、納品に遅れが出ているお客様もおり、ご迷惑をおかけしておりますが、これからフル稼働で、スピーディーに出荷できるようにいたします。
もう少しご辛抱ください。
そして、沢山の方々からの温かく、そして熱い思いを寄せていただきました。その思いを地元にも広めたい、そして還元すると決め、田谷漆器店では能登半島の子供達と一緒に、未来に向かう取り組みを行っています。
7月末には、輪島市内の中学生14名を、復興が進む福島県のいわき市に2泊3日で連れていきました。

そして、8月末には輪島塗CUP(ミニバスの大会)を開催し、石川県内から14チームが参加してくれました。


田谷漆器店からは、地元の輪島のチームである、輪島ブルーイーグルスと、輪島レッドイーグルスにユニフォームを贈呈しました。
代表の田谷もブルーイーグルスのOBです。


そして、参加選手300名以上のお弁当を2日間提供、輪島塗のトロフィーや盾を提供しました。


輪島の子供達が減っていく中で、この子達だけが、例え外に出たとしても、能登半島の美しさを一番伝える事ができると思っています。
だからこそ、輪島の子供達と一緒に沢山の事に取り組みたいですし、地域企業としてできる事をしていきたいと思っています。
そして、石川県内から沢山の子供に定期的に輪島に来てもらう事は、毎年復興が進む輪島を見てもらう事にもなり、感じてもらえる事も多いと思います。

皆様の協力があってのこの大会ですが、企業としてしっかりと努力をし、第2回3回と続けていけるように頑張ります。
まだまだ、沢山の方々より温かい思いを寄せていただいております。心より感謝を申し上げますと共に、そのお気持ちに甘える事なく、地域企業として出来る事に、スタッフ全員で全力で取り組んでいきます。